今日も読売新聞はやっぱりすごい(2020年下半期)

朝日が昇る前に我が家に届く読売新聞を、毎日のように熟読している一読者が、心に残った読売新聞の記事の感想を、2020年の下半期も、備忘録的に追記していく。

2020年の下半期も読売新聞はやっぱりすごそうだ。

[公開:2020/07/19、更新:2020/12/26]

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個人的な検索ワード履歴(2020年7月)

2020年7月に、個人的に検索した用語とその個人的な検索結果を、検索履歴をチェックすることで、日々、備忘録的に一日ごとに追記していく。

[公開日:2020/07/03、更新日:2020/08/01]

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「補助線」(読売新聞土曜月一連載)2020/6/20の記事がやっぱりすごい

読売新聞の土曜日朝刊解説面には、月一でいろんな執筆陣が連載を続けている(いた)。

読売新聞愛読者の私が、長い間、楽しみにしていた芥川善好氏「時の余白に」もこのコーナーで連載が続けられていたが、先日2020/04/25付朝刊をもって最終回を迎えた。(当ブログ記事”今日も読売新聞はやっぱりすごい(2020年上半期)”「2020/04/25(土)」参照)。

私の土曜日の月一の楽しみは無くなり、この不満をどこにぶつければいいのか、と思っているところに、同じ土曜月一連載の解説欄のコラムが、「あまりにも」な内容だったので、当ブログで独立した記事として取り扱うことにした。

いろいろな意味で穴埋めのようなコラム(個人の感想です)を載せてしまう読売新聞はやっぱりすごい。

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個人的な検索ワード履歴(2020年6月)

2020年6月に、個人的に検索した用語とその個人的な検索結果を、検索履歴をチェックすることで、日々、備忘録的に一日ごとに追記していく。

[公開日:2020/06/02、更新日:2020/07/01]

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架空小説「仮名手本森友学園」(未完初回本)ダイジェスト

架空小説「仮名手本森友学園」

これまでの経緯

話題となった事件をヒントに、架空小説を書き始めるも、現実が想像を上回る事態に、一時中断。その後も、新事実が次々と明らかになっていき、これまで進めてきたストーリー展開や登場人物設定を大幅に見直す羽目に。その一方で、まだ隠されていることが多すぎて、問題が明らかになるまでは下手にストーリーを進められず、登場人物の設定なども固定できないため、これまで進めてきた分をいったん非公開にした。(「はじめに」と初回エピローグのみは公開中)

残念ながら、今回の挑戦は未完に終わったが、問題が明らかになった後に、再び挑戦したい。

再開までの参考までに、以前公開していた各章の、冒頭部分だけをダイジェストで、ここに残しておく。(当時の表現を一部変えている場合があります)

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検察庁法改正見送り報道でも読売新聞はやっぱりすごい

2020年5月18日(月)読売新聞朝刊の一面トップは、

検察庁法案 見送り検討

読売新聞、”同”、2020年5月18日朝刊。大阪本社版13S1面。

だった。独自ニュースだったらしい。

実際に、5/19の時点では、採決が見送られたので、結果的に、読売新聞の報道は確かだったと、現時点では言えるだろう。

ただ、読売新聞を熟読している私とすれば、その記事の横についていた社会部長による記名記事や、その後に出て来た社説や編集手帳などの、読売記者による意見表明に注目せざるを得ない。

報道よりも、どのように記事を書いたのかが気になってしまう読売新聞はやっぱりすごい。

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「森友問題」「不動産鑑定等による調査報告書」の整理とまとめ(2020/05/17)

架空小説「仮名手本森友学園」

2020/05/14(木)、公益社団法人大阪府不動産鑑定士協会により、「森友学園案件」についての調査報告書の発表があり、その翌日には、全文が公開された。

森友学園案件に係る不動産鑑定等に関する調査委員会から調査報告書を受領いたしましたので、概要版を公表いたします。

公益社団法人大阪府不動産鑑定士協会、”森友学園案件に係る不動産鑑定等に関する調査報告書”、2020-05-14。https://rea-osaka.or.jp/info/weblog_1589213453.html(参照2020-05-16)

2020年5月14日付けで公表しました森友学園案件に係る不動産鑑定等に関する調査報告書の全文を公表いたします。

同上、”森友学園案件に係る不動産鑑定等に関する調査報告書の全文を公表いたします”、2020-05-15。https://rea-osaka.or.jp/info/weblog_1589431927.html(参照2020-05-16)

このような調査が行われたことを、私は寡聞にして知らなかった。こんなブログ記事を書いておきながらお恥ずかしい話ではあるが、こうやってまだまだ知見が得られるのはありがたく、この問題の奥深さを語っている。

当ブログでは、二年ほど前に、問題の土地について、ネットで得られる情報から、評価額や埋設物処理費用などの変遷の時系列表を簡易的に作ったことがある。その時の、率直な感想は、「作った労力の割に、得るものは少ない」(当ブログ記事”「森友問題」問題の土地の評価額等の変遷の簡単なまとめ(2018/06/12)”)だった。ある程度一貫していると思えば、飛び抜けた評価額があるなど、素人からすれば、鑑定士の専門家としての信頼性に、率直な疑義を持ったのは確かだ。

ただ、大阪府不動産鑑定士協会が、このような疑義を持たれていることを認識し、信頼性の回復・向上を図るために、外部の専門家により調査を依頼し、その結果である報告書を公表したことには、敬意を表したい。

私は、不動産の専門家でも何でもない素人であるが、今回の調査報告書について、要旨をまとめたうえで、分かったことを整理したい。

公開:2020/05/17

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個人的な検索ワード履歴(2020年5月)

2020年5月に、個人的に検索した用語とその個人的な検索結果を、日々、検索履歴を確認することで、備忘録的に一日ごとに、追記していく。

[公開日:2020/05/02、更新日:2020/06/01]

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「桜を見る会」から学ぶ行政文書管理―3.ガイドラインよる決まり

「桜を見る会」から学ぶ行政文書管理―2.施行令による決まり からの続き

一般的に、法律・施行令で定めたことを補足したものが訓令であるが、より詳しく具体的な指針を示したものとして、「ガイドライン」と表現されることが多い。

公文書管理法・公文書管理法施行令においてのガイドラインは、

行政文書の管理に関するガイドライン(ガイドライン)

がそれにあたる。

今回は、「行政文書の管理に関するガイドライン」について説明する。

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「森友問題」8億円値引きごみストーリーにおける国土交通省の関与についての現時点でのまとめと考察(2020/04/08)

架空小説「仮名手本森友学園」

2020年3月26日発売の週刊文春に、森友問題で自死した財務省職員の手記公開の続報として、売買担当者だった職員が遺族に証言していた内容が掲載された。

池田氏は昌子さんに対し、「どれだけ費用がかかって、どれだけ売却価格から引かなければならないかということを、自分たちは最後まで調べようと努力したが、(国交省の)大阪航空局(問題の土地の管理者)は動かなかった」「この8億の算出に問題があるわけなんです。確実に撤去する費用が8億になるという確信というか、確証が取れていない」などと明かした。

(引用者注:池田氏は当該土地の近畿財務局の売買担当者で、自死した職員の改ざん時の上司。昌子さんは仮名)

「週刊文春」編集部、”「8億円値引きは問題だった」森友事件 近畿財務局「売買担当者」が赤木さん妻に告白”、週刊文春 2020年4月2日号。2020/03/25。https://bunshun.jp/articles/-/36823(参照2020-04-06)

これを読んだ時、違和感があった。近畿財務局が大阪航空局のせいにしているように感じたからだ。

8億の値引きに関しては、以前、「値引きストーリー」の考案者の考察を試みた際、出てきた「書類と音声データを見れば、大阪航空局が主導しているように見える」としたものの、本省理財局がそれより以前にひな型を用意していた可能性を考えていた。[当ブログ記事”「森友問題」値引きストーリー考案者の考察(後半)―主導者の考察”]

だが一方で、大阪航空局にも、これまで違和感があったことも思い出した。

私は、森友問題における国土交通省については、「わき役のイメージが強い」としながらも、いろいろと立ち回っている姿には疑問に思っていた。以前、それまでの公開された文書等を元に考察してみたものの、不十分なものに終わっていた。(当ブログ記事”「森友問題」公開された文書に見る国土交通省の関与についてのまとめと考察(2019/09/14)”)

そこで今回は、文春に掲載された新たな証言を考慮に入れて、改めて、「ごみストーリー」における、国土交通省の役割について考察したい。

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