前回ブログ「「桜を見る会」総務課から出てきた行政文書の整理と考察(2020/01/22)」では、内閣府大臣官房総務課に注目した。(名簿の管理先とみられている人事課ではなく。)
大臣官房総務課が「作成・取得者」である「桜を見る会」の名称の行政文書ファイルを検索して調べたところ、いくつかの文書管理上の問題が見えてきて、
「人事課は他省庁(の人事課)からの推薦名簿をとりまとめただけで、統合した名簿を管理・利用していたのは総務課」
という疑いが出てきた。
文書管理上、見えてきた問題の一つが、「起算日」についてで、
「平成28年以降、総務課は開催前の4月1日を起算日としている」
ことだった。
「起算日」について、改めて、施行令などを調べ直したところ、総務課がなぜそうしたのかの根拠らしきものが分かってきた。
そこで今回は、その総務課の誤解(もしくはこじつけ)について取り上げる。
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