安倍氏周辺らと読売新聞のリンク具合がやっぱりすごい-2018年臨時国会

「読売新聞を読め」

と言われるまでもなく、私は、朝日が昇る前に家に届く読売新聞を毎日のように愛読している。

そのおかげからか、安倍氏周辺の発言に、

「この主張は、以前、読売新聞の記事で見たことがあるぞ」

と、既視感を覚えることが、よくある。

読売の記事が政治家に影響を与えたのか、政治家が記者に影響を与えたのかはさておき、今回は、2018年臨時国会の前半に、安倍氏周辺の政治家の国会発言と読売新聞のこれまでの主張がリンクしているかのように見える点があったので、これまで私が当ブログで指摘してきた点と絡めて、2点、紹介したい。

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「新聞週間」の読売新聞世論調査は2018年もやっぱりすごい

今年もまた、秋の新聞週間がやって来た。

読売新聞は、秋の新聞週間に合わせて、全国有権者3000人を対象にした大掛かりな郵送全国世論調査を行っていて、その結果を公表している。

YOMIURI ONLINE、”2018年9~10月 郵送全国世論調査「新聞週間」”、2018年10月14日 05時00分。https://www.yomiuri.co.jp/feature/opinion/koumoku/20181012-OYT8T50046.html
(参照2018-10-16)

この貴重な調査をもとに、読売新聞は様々な傾向を紙面で分析をしているが、私のような素人でもすぐに気づいた数字の変化を、その奥ゆかしさからか、積極的に取り上げていないように感じる。(個人の感想です)。

そこで今回は、読売新聞自身がなぜか取り上げない、この世論調査の数字の変化を指摘し分析することで、僭越ながら読売新聞に代わって、考察を試みたい。

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「森友問題」で今日分かったことのまとめと考察(2018/10/11)

架空小説「仮名手本森友学園」

2018年10月11日に「森友問題」で分かったこと

[公開2018/10/12]

朝日新聞「ごみ深さ「3.8メートル」ない疑い 値引き根拠揺らぐ 森友国有地」(2018/10/11)

(要旨)

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「Ponta PLAY」の「ポンタツアー」が終了すると聞いて、納得した話

2018年9月の連休中のこと。

なに気なく、暇つぶしに、たまには他のPontaゲームで、ポイントをためてみるか、と思い、久々に、

Ponta PLAY」から「ポンタツアー

のページに飛んだ。

するとそこには、次のようなお知らせが。

【ポンタツアーサービス終了のお知らせ】
2018年9月28日(金) 午前11:00をもちましてポンタツアーのサービスを終了させていただきます。

(参照)
”Ponta PLAY”
http://play.ponta.jp/index.htm
同サイトの「WEBコンテンツ」>「ポンタツアー」への移動(登録とログインが必要)。
(参照2018-09-26)

この「お知らせ」を受けて、個人的な「ポンタツアー」の思い出を、勝手に報告したい。

[当記事は、後身ブログ「はじめはみんな初心者だった」の「”「ポンタツアー」サービスの終了のお知らせ”を聞いて思ったこと」(2018/09/24)をリライトしたものです。]

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「森友問題」で今日分かったことのまとめと考察(2018/09/21)

架空小説「仮名手本森友学園」

2018年9月21日に「森友問題」について分かったこと

[公開2018/09/22]

朝日新聞「籠池氏「秘密にする内容でない」 森友の書類不開示訴訟」(2018/09/21)

(要旨)

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Z.com WPをはじめての1周年から2ヶ月が経って

持っているもの
  • Z.com WPに申し込んでから1年2ヶ月になった経験
  • 記事数199になったサブドメインブログ
  • 記事数39になった独自ドメインブログ
持っていないもの
  • 独自ドメインとサブドメインのブログの使い分け
  • アフェリエイトの(販売による)成果報酬
  • 明確な今後の方針

初心者がブログをはじめようと、手探りのまま、有料サーバを借りたのが、2017年7月中旬だった。

そこから1年2ヶ月がたったが、未だに初心者を名乗るレベルだ。

このブログをはじめてから、1か月ごとに定点観測の意味で、「Z.com WPをはじめての〇ヶ月」を書いてきたが、今回もこりずに「はじめての14か月」を勝手に報告する。
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「森友問題」取材記者による記事で分かったこと(2018/09/07)

架空小説「仮名手本森友学園」

2018年9月6日の大阪日日新聞に、森友学園事件の取材報道に携わっていた元NHK記者の方によるあいさつ文が載っていた。

大阪日日新聞、「野分 大阪発・論点 大阪から野分(台風)を起こします」、相沢冬樹、”大阪日日新聞で何を目指すか 森友学園事件と私 ”、2018/9/6。
http://www.nnn.co.jp/dainichi/column/nowaki/180906.html
(参照2018-09-07)

この記者の方の動向については、話題となっており、当ブログでも、2回取り上げた。(「森友問題」これまでのNHKスクープのまとめと考察(2018/05/18)「森友問題」NHKスクープのまとめと現時点での評価(2018/09/03))。

こうやって、実際に取材されている方の記事が読めるのは、大変ありがたい。というのも、その記事の書き方によって、取材経緯や時期などを、考察することができるからだ。

つい先日も、別件で、2018年度新聞協会賞に、朝日新聞の「財務省による公文書の改ざんをめぐる一連のスクープ」が選ばれ、その受賞記事がスクープの経緯と共に朝日新聞に載っていた。

朝日新聞デジタル、”改ざん「あり得ない話ではない」 調査報道で明らかに”、2018年9月5日14時29分。
https://www.asahi.com/articles/ASL8Z5Q1QL8ZUTIL03R.html
(参照2018-09-07)

この記事もまた、改ざんを知るに至った経緯や時期を、ある程度の幅に絞れる表現をしてくれており、いろいろな考察の材料を提供してくれた。

今回は、この2つの記事から読み取れることを考察してみたい。

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「森友問題」「ごみ論法」の研究

架空小説「仮名手本森友学園」

先の通常国会では、

「ご飯論法」

という言葉が、注目された。

上西充子、”「朝ごはんは食べたか」→「ご飯は食べてません(パンは食べたけど)」のような、加藤厚労大臣のかわし方”、5/7(月) 16:15 。
https://news.yahoo.co.jp/byline/uenishimitsuko/20180507-00084931/
(参照2018/09/04)

高度プロフェッショナル法案をめぐり、加藤厚生労働大臣のはぐらかしの答弁の手法を端的に示す言葉として、わかりやすく、反響を呼んだ。

「森友問題」でも、「ご飯論法」の答弁はいくつかあって、

「金額の交渉はあったが価格の交渉は無い」、「述べたのは一般的な規則」、「関係するといったのは贈収賄のこと」・・・

などが、思い起こされる。

ご飯論法が、安倍政権の特徴だと言ってしまえばそれまでだが、今回とりあげるのは、「森友問題」における「ご飯論法」ではない。

私が提示したいのは、「ゴミ論法」だ。

「森友問題」では当初から、「ゴミの存在」が議論となっていた。この「ゴミ」については、いくつかの経緯を経ているため、発信する側によって意味が異なっており、受け取る側によっては混乱して分かりにくくなっている。

そしてその分かりにくさを利用して「ゴミがある」と言ったり「ゴミがない」と言って都合のいいように使い分けて悪用する人物も存在する。ここでは、「ご飯論法」のネーミングを借用して、これを「ゴミ論法」と名付け、考察を試みたい。

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