この記事のこの場所に「この記事には広告が含まれます」という一文が目立つように書いてあります(ここはそういうところですよ?)
《以上広告アナウンスでした。以下本文》
2019年1月から読売新聞は値上げしたが、2月から定期購読者に順次届けられるIDで登録すれば「読売オンライン」の様々な機能が使えるようになった。
その中に、「よみぽランド」というコーナーがあり、このサイト経由で買い物をするとポイントが付いたり、アンケートに答えたりミニゲームをすると「よみぽ」というポイントを貯めることができる。いわゆる、読売新聞運営のポイントサイトだ。
そのミニゲームのコーナーだが、ページのレイアウトに見覚えがあった。
「『ポンタのゲームボックス2』と同じじゃないか」
この時、私は嫌な予感がした。
「同じということは、”イケメンギャル男”も含まれているのか」
「これはのちのち問題になるんじゃないか」
なぜそう思ったか、そしてなぜ、遅ればせながら今さら記事にしようしたのか、その理由を述べたい。
(参考サイト)
よみぽランド アンケートやゲームで読売新聞のポイントが貯まる
https://yomipo.yomiuri.co.jp/ 読売新聞オンラインへの登録が必要。(参照2019-05-18)
[当記事内で引用した写真や記述には、差別的な表現や不快な印象を与えるものが含まれる可能性があります。しかし、ゲームをしない人や、プレイしてもその画面にたどり着けない人への内容の提供のために、問題提起の要素を含めながら、表現に最大限の注意を払って一部を修正し、当記事を公開するものといたします。]
[2019/06/25追記:現時点で確認したところ、「よみぽランド」から「イケメンギャル男」は、消えていました(個人的な確認)。「お知らせ」等には何も書かれておらず、いつ消えたのかは不明ですが、もし問題意識をもっての対応であったのであれば、一定の賛意を表します。ただし、内容的には問題が無さそうだった姉妹ゲームともいえる「波乗りギャル男」「お助けギャル男」も同様に消えていて、単なるメンテナンスや不定期的なゲームの入れ替えだった可能性も捨てきれず、理由について「お知らせ」等での説明も見つけられないため、問題提起の意義も含めて、当記事を残しておくことにします。]
「イケメンギャル男」というゲームへの「ひっかかり」
私が「イケメンギャル男」を当ブログで記事にしたのは、2018年1月のことだ。
ローソン等でおなじみのPontaのポイントサイトの中には、いくつかのミニゲーム群があり、その中の一つに「ポンタのゲームボックス」があって、さらにその中に「イケメンギャル男」があった。ミニゲームによるポイントの獲得効率を測定するために、いくつかのゲームを実際にプレイし集計し、記事にした。その時に、「イケメンギャル男」も取り上げ、私が下した評価は、
このご時世、邪魔になる人物の描写に「いかがなものか」と思わせるゲーム。
当ブログ記事、「ポンタのゲームボックス」のデイリーミッションに初心者がいかに取り組んだか、(参照2019-05-19)
であった。そのときから、「イケメンギャル男」に対しては、
「イケメンギャル男」をプレイすると、「イケメン」の描写、複数の種類の女性の描写、地域性の描写、海外の描写など、様々な点で、「引っかかり」を感じる点があった。ただ、ほとんどは、質の低い小ばかにしたような取り上げ方であり、目くじらを立てる方が馬鹿らしいと思う程度のものだった。
そもそも、これはわずかなポイントを稼ぐミニゲームでしかなく、誰も真剣にしていないだろうし、プレイしてそこにたどり着ける人もごく少数だろう、と考えていた。
姉妹ブログ記事、「ポンタのゲームボックス2」の「イケメンギャル男」を初心者が真剣にやってみた8、2019/05/16公開(参照2019-05-19)
つまり、問題ある描写を認識しつつも、わざわざ取り上げるものではないだろう、と安易に考えていた。
よみぽランドで「イケメンギャル男」を見たときは、新聞社が提供するサイトでこれは大丈夫なのかな、とうっすらと思いながらも放置していた。
『かんさい情報ネット ten.』のコーナー企画「迷ってナンボ!」の衝撃
ところが、先日の、ニュース番組「かんさい情報ネットten.」での騒動を見て、考えが変わった。この件については、番組ホームページで以下のように触れられている。
<番組からのお詫び>
5月10日(金)に放送した『かんさい情報ネット ten.』のコーナー企画「迷ってナンボ!」の中で、町で出会った一般の方に対し、性別を確認するなど、プライバシー、人権への配慮を著しく欠いた、不適切な取材・放送を致しました。(後略)。2019年5月13日 読売テレビ報道局
読売テレビ、かんさい情報ネットten.、http://www.ytv.co.jp/ten/(参照2019-05-20)
この件が話題となったのは、VTRが流れた後、スタジオでコメンテイターである若一光司氏が批判の声を上げたことだった。
「これを見て震えている人がいる」 だから私は声上げた
朝日新聞デジタル、杢田光、土井恵里奈、”同”、2019年5月16日11時44分。https://www.asahi.com/articles/ASM5H6FLZM5HPTFC011.html(有料会員限定記事、参照2019-05-20)
声を上げることの大切さ、黙認することの卑劣さ、私にもそういった感情が沸き起こった。
「イケメンギャル男」の問題画像
前置きが長くなったが、今回取り上げるのは、「イケメンギャル男」のゲーム内での描写である。
先に述べたように、テーマやキャラクター等の描写で、「いかがなものか」と思えるものはたくさんあった。ただ、だがその中でも、度を過ぎたと思われる描写が次のプレイ画面である。
[以下の画像には、不快な表現が含まれている可能性があり、一部画像を修正しています。]
このような内容のゲームを、国内有数のポイント陣営である「Ponta」や、国内最大の発行部数を誇る「読売新聞」での、webサイトのミニゲームとして取り上げるのは、その社会的役割の大きさを鑑みても不適切であるとしか思えない。
今後の対応を注視
当ブログのような、影響力が皆無なところでこうやって指摘しても、何も意味がないかもしれない。
若一氏が声を上げた後に、当ブログで、「イケメンギャル男」の件を指摘するのも、「二番煎じ」に過ぎない。
誰かが声を上げた後に、周りを見回してから声を上げるのは、卑怯な臆病者の誹りを受けても仕方がないかもしれない。「裸の王様」のように、誰かが「王様は裸だ」と叫んだあとに安心して「王様は裸だ」と叫ぶのは、さっきまで「王様は立派な服を着ている」と言っていた連中と変わらない。
[2019/06/22追記:「裸の王様」については、姉妹ブログ記事”「裸の王様」の本当の教訓はどこにあるのか?”でも考察している。]
しかし、それでもなお、指摘するという点は重要だと確信しているので、今回の記事を公開した。
読売新聞が、この件での指摘に対し、運営会社としてどのように対処するのか、今後、注視したい。
[2019/06/25追記:冒頭でも追記したように、現時点で「よみぽランド」から「イケメンギャル男」は消えています(個人的な確認)。]
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