上原と高橋に見る同級生・同窓生・同期生・同学年の話

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《以上広告アナウンスでした。以下本文》

1975年4月3日。

この日に、プロ野球チーム読売巨人軍に所属する、高橋由伸監督と上原浩治投手が生まれた。(所属は2018年シーズン開幕当初)。

”読売巨人軍公式WEBサイト”
www.giants.jp
(参照2018-04-03)

この二人の関係を振り返ることで、同級生・同窓生・同期生・同学年の違いについて考えてみたい。[以下、敬称略]

1.ネット辞書で「同級生」・「同窓生」・「同期生」・「同学年」を検索

ネット辞書でそれぞれの言葉を調べてみると、

「同級生」同じ学級の生徒・学生。同じ学年の生徒・学生。
「同窓生」<国語辞書に一致する情報は見つかりませんでした。>
「同期生」同じ年度に入学または卒業した学生。また、入社年度の同じ人。
「同学年」<国語辞書に一致する情報は見つかりませんでした。>

”goo辞書 – 国語・英語・四字熟語・中国語のオンライン辞書”、https://dictionary.goo.ne.jp/
(参照2018-04-03)

さらにそれぞれの英語訳を調べると、

「同級生」a classmate
「同窓生」a classmate; 〔卒業生〕a graduate of the same school, an alumnus ((複alumni)); 〔女子〕an alumna ((複-nae))
「同期生」〔同じクラスの〕a classmate; 〔同年の卒業生〕graduates in the same class [year]
「同学年」<一致する情報は見つかりませんでした。>

”goo辞書 – 国語・英語・四字熟語・中国語のオンライン辞書”、https://dictionary.goo.ne.jp/
(参照2018-04-03)

ここから見てわかるのは、狭義で言うと、同じ教室で学んだ生徒に絞られるが、幅広くは、同じ学年で入学・卒業・入社したのが同じ人まで含まれる言い方があるということである。

2.上原と高橋の場合

では、同年生まれの高橋と上原は、どれに当てはまるのだろうか。

上原と高橋は、高校まで同学年であるが、同じ学校であったことはなかったので、クラスメイトであったことはない。

つまり(同じ学校の)同級生ではなく、(同じ教室の窓を見ていたという意味での)同窓生でもない。(同学年であるという意味での)同期生・同級生だ。

話はそれるが、上原は高校時代、東海大仰星高校で、後に、大リーグへ移籍した建山と、ラグビー日本代表になった大畑と、同じクラスだったので、この3人は正真正銘の同級生である。

https://ja.wikipedia.org/wiki/上原浩治
(参照2018-04-03)

さらに上原は、高校卒業後、1年浪人をして大学へ入学しているため、高校卒業後すぐに大学入学した高橋とは、大学自体が異なっていたうえ、1期異なるので(広義の意味での)同期生でもなくなった。

そして、高橋は大学卒業時にドラフトで読売巨人軍に1位指名で入団し、その翌年、上原も同様に大学卒業時にドラフトで読売巨人軍に1位指名で入団することになった。これも同期入団ではなく、1期ずれているため、同期生でもない。

この二人は、同じチームで活躍したのち、上原はFA制度を利用し読売巨人軍を退団して大リーグに移籍、高橋は読売巨人軍でプレーを続け引退と同時に監督に就任した。

そして、高橋が監督就任3年目に、上原が読売巨人軍に復帰することが決まった。

監督と選手として同じチームに所属することになったのである。

3.同じチームで同じ誕生日の人が監督と選手として所属することの偶然

同じクラスに同じ誕生日の人が存在する確率は、実際には珍しくない。

”誕生日のパラドックス”
https://ja.wikipedia.org/wiki/誕生日のパラドックス
(参照2018-04-03)

だが、上原と高橋の一致は、様々な偶然が重なっている。

まずは、新人選手として同じ球団にドラフト1位で入団したという偶然である。

高橋と上原が1年違いでドラフト1位で同じ球団に入団したのは、上原が大学入学で1年浪人したためだった。ドラフト制度の特徴として、同年度の有力選手は同じ球団に入る可能性は少ない。同じ年にドラフトにかかっていれば、指名1巡目で必ず指名されるので、同じ球団に所属することはなかっただろう。だが、1年ずれたことで、同じ球団に所属することができたのである。(同級生でのドラフト制度で言えば、桑田・清原の例が思い起こされる)。

また、監督と選手として、同じ球団に所属するという偶然である。

監督という地位は、キャリアが求められることが多いため、年齢は高くなりがちだ。したがって同学年の人が、監督と選手として同時に同じチームに所属するのは珍しいといっていいだろう。

これらの偶然には、様々なifが思い起こされる。

  • 上原が大学入学で1年浪人してなかったら
  • 逆指名制度が導入されていなかったら
  • 高橋が選手引退後、すぐに監督に就任していなかったら
  • 大リーグのFA市場がスムーズに解消されていたのなら
  • 読売巨人軍の球団トップ人事の交代がなかったら

などなど。

これらのことを考えれば、高橋監督と上原投手が2018年のシーズンで、同じ球団に所属していることは、感慨深いものがある。

今後のこの二人にも注目したい。

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