続・「認知戦」とかいうものを仕掛け《長いので中略》よく分からない読売新聞はやっぱりすごい(2ndシーズン)

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「前回までのあらすじ」
様々な謎を残した読売新聞とサカナAIによる共同分析記事。掲載された23日朝刊から「6日」経った29日朝刊に待望の続編が。果たして謎は解明されるのか。我々取材班は、幻の○喰い巨大魚を追って、更なる奥地へ足を踏み入れた。(えっ、ナラティブってこういうことじゃないの)

当ブログの前回記事はこちら。”「認知戦」とかいうものを仕掛けているのか仕掛けられているのかよく分からない読売新聞はやっぱりすごい”[2026/03/25公開]

2026年3月29日読売新聞朝刊(大阪本社版)の1面に、上記前回記事の元となる続編と思われるものが掲載されていた。

中国認知戦 衆院選時も
英語発信強化 国際世論に照準

本社・サカナAI 対日批判分析

読売新聞2026年3月29日朝刊大阪本社版、13S1面。記事の大小の見出しを抽出して引用。実物の紙面では文字の大きさなどの違いがあり、上記の引用した並びと実際の紙面とでは印象が異なる場合があります。

果たして、前回記事では謎だったことが解明されるのか。[読売の前回記事は、2026年3月23日読売新聞朝刊(大阪本社版)1面ほか。詳しくは上記のブログ前回記事の引用元を参照]

このテの続編は嫌な予感(二作目は前作を良くも悪くも上回らない予感)しかしないが、その予感を裏切らないであろう、読売新聞のAI共同分析記事は、やっぱりすごい予感しかしないのかもしれない。

1.続・読売新聞の1面トップ記事のすごさ

当ブログの前回記事同様、今回の1面トップ記事のすごさを、とりあえず羅列していく。(前回記事のコピペじゃないよ)

  • 1面トップ記事(同日1面のイスラエルイラン核施設空爆記事を差し置いて。左肩はいつも通りの日曜連載記事)
  • 今回は関連記事無し(前回は3面と7面で関連特集記事を載せていたのに)
  • 無記名記事(前回は3面と7面で複数の部署名と複数の記者の名前を記名していたのに)
  • 見出しで「衆院選時も」と言い切るが本文では「・・・可能性があることが分かった」との煮え切れなさ(前回は(主語が違うが)「・・・可能性が高いことが分かった」だったので、「可能性が高い」から「可能性がある」にさらにトーンダウン気味)
  • 「X(旧ツイッター)などSNSの共同分析」(前回は「X(旧ツイッター)や中国のSNS・微博」と中国SNSも言及していたのに)
  • 「英語の発信を強めて国際世論工作に重点を置いたことも判明した」と続けて書いてあったので、日本の国内選挙に対して「英語の発信を強め」る「工作」という意味不明さ(と思って、最後まで記事を読んだら英語発信と衆院選は直接関係なかった。紛らわしい。こういうのこそ「認知戦」じゃないの?)
  • 「Xの全アカウントの投稿から中国の対日批判に沿ったナラティブ(言説)を抽出し、解析した」(前回は「中国のSNS」なども含めていたのに。前回同様、(この件での)言語の指定なし。というか、「中国の対日批判に沿ったナラティブ」ってそれこそオマエのさじ加減(ナラティブ)では。自国民が自国の首相を批判しても中国のナラティブ扱いしたってこと?)
  • 前回に引き続き「沈黙の6日間」という微妙なワードを使用(読売はこのワードを気に入ってんの? こっちが恥ずかしくなる)
  • (解析の結果)「衆院選期間中の認知戦の規模は、昨年11月の大規模認知戦時ほど大きくはなかった」、(日本政府関係者は)「『中国は日本の世論への効果が小さいと判断し、(後略)』」、と、まるで日本国内への「認知戦」が大したことなかった、というかのような、これまでの前提をひっくり返すようなオチ(どないやねん、大した効果なかったんかい)
  • 「(前略)中国共産党系アカウントの対日批判の投稿を言語別に分析したところ、英語の発信が急増していたことも分かった」(前回は言語別について言及していなかったので、これは新情報。ただそこで出て来る投稿数の数字が、「約900」、「560程度」、「約300」という、AI新技術を使わなくても集計できたのでは?)
  • 最後に「中国の主張を国際社会に浸透させるため、英語での発信に力点を置いたとみられる」という、やっぱり国際社会相手には英語が大事ですね、英語を勉強しましょうね、とだけ言っているかのようなオチ(AIの日本語モデルの話はどこ行ってん)

(読売新聞同記事と同前記事からの個人的な引用とまとめ。論評のための正当な引用であることを示すために、個人の批評を付け加えています。このまとめにAIは使ってないよ。)

と、今回も前回に負けず劣らず長くなったが、前回の謎を解決してくれるどころか、新たな謎を次々と生み出していた。

前回記事から6日経って出した記事で、前回の謎を解消するどころか改めて謎を増やしてくる、読売新聞・サカナAI共同分析記事は、続編でもすごい。

2.続・「沈黙の6日間」と「雄弁な6日間」と

今回の記事でも、

「沈黙の6日間」

という微妙なワード(個人の感想です)が、かぎ括弧付きで使われていた。読売内部で止める人いなかったの?

この「6日間」の件は、当ブログの前回記事で指摘済みだが、

読売新聞は今回のAI分析記事で中国政府の「沈黙の6日間」と言っているが、読売新聞社説も同様に「沈黙の6日間」を過ごしていた。

同上。

そのせいで、

「高市首相の国会答弁後、読売新聞(とその関係者)が統一的な対立民批判戦略を検討してから認知戦を仕掛けた」

同上。

とかいう「ナラティブ」の「可能性」が「高い」と、読売自らが「分析」しているかのように見えてしまっているのに。(以上は、個人のせいぜいAI(仮称)との共同分析結果の仮説の一つです。とかなんとか)

しかも、今回の読売の続編は、前回記事(2026年3月23日朝刊)から「6日」経った29日朝刊の記事。

読売自ら「6日」経って続編を出す。あえてやってるのか、無意識でやってるのか。

ここまでエサをばらまかれたら、(私のような)ダボハゼは喰いつかざるを得ないだろう。

中国政府の「沈黙の6日間」と言いながら、今回も6日後に続編を出して読売新聞の「沈黙の6日間」を雄弁に語ってくれと私にエサを投げつけているような、読売新聞・サカナAI共同分析記事は、続編でも重ねてすごい。

備考:なお、先日、今回のことをネットでいろいろと検索していると、ナマズさん(仮名)とか言うサカナと出会って、無料だということだったので興味本位で楽しく会話していたところ、ひょんなことから「11/7質問から11/13社説までの読売の沈黙の6日間」について聞いたら、「11/7も一日に含めるから正確には7日間となるから違う」(個人の記憶による再現の意訳で表現の正確さに欠けています)とかいう意味不明の返しをされました。その理屈で言えば、共同分析記事も「沈黙の7日間」にしないといけないのに。会話はそこで終わりましたが、ひょっとしたら、今回も、「読売新聞では日数を数えるときに、投手ローテーションの数え方を基本としている。だから今回も6日間じゃなくて中5日だから違う」とかいう返しも期待できるかもしれませんね。(現時点で実際にこの会話をしたらどうなるかは未確認)

3.続・サカナAIを肴に添えて

このように、今回の記事でも、常にのどに小骨が引っかかったような感触が取れなかったが、(私にとって)前回の謎だったものの中で解けたものも(少しだが)あった。(個人の感想です)

前回記事では、「言語別の詳細」について、読売では解説面で言語について(特定の手順での特定の期間についての内容で)わずか1行だけ言及していた(「日本語、英語、中国語」を対象にしたという)だけなので、詳細はよく分からなかった。(個人の読解力による限界です)。

今回記事では、「中国共産党系アカウントの対日批判の投稿」を(ある程度対象を絞ったうえでの任意の期間ごとの比較で)「言語別に分析したところ」、日本語よりも英語での批判が多い、と(読売とサカナAIが共同で)分析した、ということだけは分かった。(読売新聞の同記事からの個人の解釈です)。

ここでようやく、「中国共産党系アカウントの対日批判の投稿」は(日本語よりも)「英語」で多く行われていることを、読売は記事で明らかにした。はじめの23日記事では明確に述べず、「(読売の沈黙の)6日間」の間に対応方針を決めたのかどうかわからないが、今回29日記事で、(分かる人には分かる形でこそっと)言及していた。

そうなると、今回の記事での見出しのすごさ(悪質さ)も明らかになってくる。(個人の感想です)

まず、大見出しで、

中国認知戦 衆院選時も

読売新聞2026年3月29日朝刊大阪本社版、13S1面。

とあるので、「中国政府が認知戦として、日本の衆院選で日本国内向けに日本語で対日批判の大規模なSNS投稿をした可能性がある」、かのように(意図的に)「認知させられた」人が多かったのではないか。

事実、(偏見のある)私は、当初、そう理解してしまっていた。(個人の偏見です)

実際には、先に示したように、「中国共産党系アカウントの対日批判の投稿」は(日本語よりも)「英語」で多く行われたことを、読売は(初回記事では言及せずに6日経ってから)記事本文で明らかにしていた。また、衆院選時にX上で「対日批判投稿」が増加していることと、「中国共産党系アカウント」の投稿との関連について、記事では直接に述べてなかった(見出しと記事のリード文で並列させ、記事前半と後半にそれぞれ表向きは別件として言及した形)。そして、見出し(「中国認知戦 衆院選時も」)に対する結論として、記事本文では、

衆院選期間中の認知戦の規模は、昨年11月の大規模認知戦時ほど大きくはなかった。

同上。

という、「今日はこれくらいにしといたろか」みたいな捨て台詞。(個人のメダカです)

読売は、(前回記事で出したものよりは)「大きくなかった」と結論を出したものを、今回あえて(大きくなかったことは触れずに)大見出しでわざわざ出していたことになる。

今回の見出しを正確に補足すると、「中国認知戦 衆院選時も(あったみたいだけど昨年11月の時よりも大きくなかった)」であり、まるで、「ネッシー発見(か?)」みたいな見出しだった。(個人の感想です)

これでは、(私のような)バカな読者であれば、勘違いしても仕方がないだろう。ましてや記事本文を読まない人(特にネットニュースで見出しだけ読んだ人)には今も勘違いさせたままの可能性は高い。

また、記事ではグラフも使われているが、そのグラフもすごく(ひどく、個人の感想です)、

衆院選前後のX上の対日批判の推移

同上。

という表題でグラフを載せていて、衆議院解散表明から投開票日過ぎまでの1日ごとの投稿数を集計した棒グラフの推移の背景に、ご丁寧にも、矢印で右肩上がり矢印を載せていた。まるで予備校の成績アップグラフみたいに。(浪人の感想です)

このグラフでの(読売・サカナAIによる)「ナラティブ」の分類自体にもハテナ?だが、よくよく見ると「その他」の分類が大きく、そこを掘り下げないと意味がないのにと思った。そういうとこがAIと人間との差かな、と思った。(ギョ人の感想です)

それはさておき、読売はなぜ、こんな見出しを付けたのだろうか。

わかってやっていれば悪質だし、わからずにやっているなら(どっかの)誰かの(「認知戦」の)影響を受けていることになる。

どちらにしてもひどい話で、そんなことだったとは思いたくないので、むしろ、今回はAIに見出しを付けてもらったと思いたい。(個人の願望です)

ただでさえ、まともなまとめになっていない、説得力のない、謎を多く残したままの記事(個人の理解力です)の続編なのに、いざ、記事内容に即した見出しを付けろと言われても、難しいだろう。さじを投げてAIに任せてしまいたいと思っても仕方がないかもしれない。(本当はダメですよ)

ひょっとしたら、仕方なくAI使って見出し編集をしたけど、意味不明な見出しにしかならなくて、よくよく見れば、サカナAIじゃなくてバカなAIだった、というオチだったとかなんとか。

そんなこんなの想像をフグのように膨らませながら、サカナAIを使っているようで 実はサカナに釣られているかようなイカした読売新聞は、サカナを食べてアタマが良くなった天国が待ってるのかどうかわからなすぎて、やっぱりスギョイかも。ぎょぎょぎょ。

我々取材班は、幻の○喰い巨大サカナ発見まであと一歩というところまで迫ったものの、残念ながら、最後に獲り逃して時間切れになってしまい、泣く泣くネットの沼を跡にした。次回、ジャングルの奥地に(省略。えっ、ナラティブってこういうことじゃないの)


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