「認知戦」とかいうものを仕掛けているのか仕掛けられているのかよく分からない読売新聞はやっぱりすごい

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在阪テレビ各局の番組グルメロケでおなじみのタレント・タージンさんは、「まずい料理」が出てきた時は、オイシイと言うとウソになり、かといって正直にマズイと言うこともできないので、「好きな方にはたまらない」、とコメントするそうです。タージンさんのことを一目置いている視聴者にとっては、(ワタクシも含めて)何度か聞いたことのあるエピソードではないでしょうか。

ハナシは全く変わりますが、2026年3月23日(月)読売新聞朝刊1面のトップ記事を読んだ際、ワタクシは、

「これは、好きな人にはたまらないでしょうねー」

と思わず口にしてしまいそうになってしまいました。(個人のコメントでございます)

そこで、その読売新聞記事の内容について、タージンさん風にレポートしてみましょう・・・と思ったが、上手くいかなかった。文字で再現するのは、あの独特の口調を含めて無理でした。そういう寄り道はAIにでもまかせておいて、いつもの当ブログの記述に戻します。

読売新聞2026年3月23日朝刊1面トップ記事の見出しは、

中国が大規模認知戦
昨年 対日批判投稿 急増
首相答弁後

本社・サカナAI共同分析

AI分析を材料に記者が解明

読売新聞2026年3月23日朝刊大阪本社版、13S1面。記事の大小の見出しを抽出して引用。実物の紙面では文字の大きさや縦書き横書きの違いがあり、上記の引用した並びと実際の紙面とでは印象が異なる場合があります。

もうこれだけで、お腹がいっぱいになりそうだが、実際に読んでいくと噛めば噛むほど味が出てくる内容だった。

うーん、これは好きな人にはたまらないでしょうねー

と、(レンズの入っていない黄色の)色眼鏡で見てコメントしてしまいそうな、読売新聞は、やっぱり、スゴイのかも、しれません。(動きを止めてカメラ目線)

1.読売新聞の1面トップ記事のすごさ

今回の記事は、引っかかる所がたくさんあり過ぎて、どこからツッコんでいいのか迷うほどで、まずすごい。

とりあえずその1面記事のすごさを羅列していくと、

  • 1面トップと「関連記事3・7面」(同日1面記事の、月一内閣支持率世論調査結果、トランプイラン48時間内海峡開放要求、を差し置いて)
  • 見出しで「大規模認知戦」と言い切る大風呂敷(一方で本文では「・・・可能性が高いことが分かった」との煮え切れなさ)
  • 新興企業サカナAI(東京)との共同分析(読売はこれまでSNS分析は何度もどっかの大学の研究室の研究結果を記事にしてたのに)
  • 新興企業サカナAIとの共同分析で、「認知戦の実態を解明したのは初めて」と自画自賛(「新興企業」の「新技術」などのいろいろな前提を付けた上で)
  • 「X(旧ツイッター)や中国のSNS・微博の対日批判の投稿計約40万件を分析」(投稿が何語かは言及無し(補足:関連7面記事で途中過程で言語について1行だけ言及あり)。Xは分かるが中国SNSの投稿を東京の新興企業に任せて分析する意味は)
  • 「政府機関や国営メディアなど中国共産党系の主要なアカウントを抽出」(先に「約40万件」とか言ってるから対象が「大規模」かと思えば実際の対象はずいぶん絞ってた)
  • その分析結果が「対日批判の投稿は《中略『(引用者による要約)わずか→一時増加→低調→急増』》していた」(グラフの注に「※投稿数は中国共産党系アカウントの投稿数」とあり、少ないときは1日10件以下程度、多くても80数件なので、AI使わなくてもちょっと頑張れば自力で人力で分析できたのでは)
  • 「沈黙の6日間」という微妙なワード(AIが考えたのか記者のセンスなのかどっちもどっちか)
  • 「中国に対する批判の投稿もX全体で急増していた」(さらっと中国批判の投稿も分析してるとの告白。そっちは「認知戦ではない」と分析してないの?)
  • 記事右下に横組みで「AI分析を材料に記者が解明」、とAI使ったことの弁明「通常の取材活動では安易にAIを使わないよう厳しく規制しています」(今回は「通常の取材活動」ではないことの自白?)

(同記事からの個人的な引用とまとめ。論評のための正当な引用であることを示すために、個人の批評を付け加えています。AIは使ってないよ。)

と長くなったが、これでもまだ説明したりない上に、読売新聞ではさらに関連記事として、3面と7面で、紙面の大部分(3面では社説と広告を除いた紙面の約9分の4、7面では紙面全面、以上は個人の目分量です)のスペースを取って掲載している。

こんな大規模ボケを1面で仕掛けてくる読売新聞は、好きな人にはたまらないでしょうねー、ですごい。

2.サカナAIを肴に添えて

読売新聞と共同分析したという、新興企業のサカナAI(東京)に対してだが、私は今回の記事を読んでいて、常にのどに小骨が引っかかったような感触が取れなかった。(個人の感想です)

私は、AIの専門家でもなく、その関連業種に携わっているものでもないので、一般的な知識しか持ち合わせていないのだが、「国産AI」の重要性については理解しているつもりだ。(読売新聞を読んで知っている程度の知識。)

生成AI開発では、一国による技術的な独占による弊害だけではなく、言語の面でも特定の言語による独占の弊害が起こるとの指摘がされている(読売新聞を読んだ個人の知識からの感想です)。「大規模言語モデル」の言葉通り、効率よく良質な大量の言語を読み込ませた方が発展しやすいのだろう。だからこそ、国産で日本語で「大規模言語モデル」を育てることの重要性は理解できる。

てっきり、今回取り上げられているサカナAIも、その会社名称と東京に本社のある新興企業であることから、その文脈(日本語の重要性)で共同分析しているのかと思ったら、今回の分析対象として、「中国のSNS」や「中国共産党系の主要アカウント」。

これを読んだ時、私は、「国産」の「日本語モデル」の研究じゃないの?と思ったがそれは口にせず、「好きな人にはたまらないでしょうねー」とだけ、のどに小骨が刺さったようなコメントをしたくなった(その時点での個人のコメントです)。

では、何語の分析をしているのか。1面記事(と3面記事)では何も説明してくれないので分からなかったが、特別面7面記事で、

《前略》を満たす約97万件を抽出。続いてAI技術を用い、日本語、英語、中国語で発信された対日批判の投稿32万件を抽出した。

読売新聞2026年3月23日朝刊大阪本社版、13S7面。

との一文があり、ようやく、今回の分析(の過程の途中)で、日本語と英語と中国語の3か国語を対象にしていることが分かった。ただ、記事から分かるのはこの過程のこの時だけのことで、その前後はどうしたのか、3か国語のそれぞれの割合はどうなのか、英語と中国語は原文のまま分析したのか、それともいったん日本語に翻訳してから解釈したのか、といった基本的なことは一切分からなかった。この程度の説明こそお得意のAIでまとめるべきじゃないの。(個人の感想です)

特別面7面では、今回の「AI新技術」とかいうものの説明をしてくれているのだが、私には難しすぎてよく分からなかった。いろいろと説明しようとしてくれているのは分かるのだが、どれもピンとこなかった。どうせなら、いつものようにサカナにたとえてジョーズに話してくだぎょいよ。え、サカナAIはさかなクンさんとは関係ないの?ギョギョギョ。(ギョ人の感想です)

それはさておき、特別面7面での説明の中で、

同社の分析担当者がその内容を精査し、再度分析を指示するなどして、信頼性が高いと考えられる仮説を絞り込む。

同上。

と(正直に)書かれてあったので、今回の「ナラティブ」とかいう文脈の抽出は、新興企業の(名前も出していないどっかの)担当者が指示を出してまとめている、ということだけは分かった。というかそういうところこそ政治的・思想的な偏りが出ないようにAIで処理しなければならないんじゃないの(という小骨がのどに刺さったまま)。

そんなこんなで、「ナラティブ」、「第3層」、「グループ」などの、結局何が言いたいのかよく分からない説明が続いて(個人の理解力による限界です)、最後に、

最終的にこれらの分析結果から、複数の仮説が導き出された。このうちの一つ、「高市首相の国会答弁後、《引用者による注:ネタバレになるので以下省略》

同上

と結論らしきものを出していた。詳細については今回の読売新聞・サカナAI共著のストーリーのネタバレになるので伏せておきます。(えっ、ナラティブってそういう意味じゃないの?)

もし、この「ストーリー」に対する感想欄があったら、「驚きの結末(悪い意味で)」、「知ってた」、「脚本とキャストどっちが悪かったかで内輪もめになってそう」、「カネ返せ」、「感想聞かれてヨイショコメントしている評論家(政治家)には、同情すべきか、自業自得というべきか」などの評価で埋まったのではないかと想像される。もちろん私は「これが好きな人にはたまらないでしょうねー」とコメントするとかなんとか。(個人の想像です)

そんなさかなクンAI・・・じゃなかった、サカナAIはすごい、・・・じゃなかった、スギョイですね。ぎょぎょぎょ。

3.「沈黙の6日間」と「雄弁な6日間」と

今回の記事では、

「沈黙の6日間」

という微妙なワード(個人の感想です)が、かぎ括弧付きで使われていて、3面総合面の「スキャナー」とかいう特集欄では、黒字に白抜きで、

「沈黙6日」戦略決定か

読売新聞2026年3月23日朝刊大阪本社版、13S総合3面。スキャナー”静観一転 中国硬化 対日批判急増”(政治部 阿部雄太、井上暢)。

と、まるで「ネッシー発見か」みたいな感じで見出しになっていた。(個人の感想です)

実は、私は、この「6日」という数字を見たとき、複雑な心境になった。というのも、この高市国会答弁の件で、

読売新聞が社説で質問した方(岡田氏)を突然批判し始めるまでが「6日」

だったからだ。そのことは、当ブログ(2026/02/14公開記事)でも次のように指摘している。

そして(7日の答弁から)六日経ってようやく(読売にしては遅くもない、早くもないが)13日朝刊の社説で、

存立危機事態 安全保障で政局もてあそぶな

社説:存立危機事態 安全保障で政局もてあそぶな : 読売新聞(参照2026-02-11)

とのタイトルで、本領?を発揮し始める。

総選挙での「大物議員落選」を他人事のように語る読売新聞はやっぱりすごい(参照2026-03-25)

同記事でも指摘したことだが、例の国会答弁当初(2025年11月7日)は、読売新聞政治面でも翌朝朝刊で記事にするものの、質問自体を問題視することはなく、むしろ活発な国会質疑として好意的にも見える書き方をしていた。(個人の感想です)

ところが、その後なんやかんや(突っ込んできた首切る投稿など)あった後、「6日」経った13日朝刊社説で、読売新聞は、質問した方(岡田氏)を突然批判し始めた。

お気づきだろうか。(何が?)

読売新聞は今回のAI分析記事で中国政府の「沈黙の6日間」と言っているが、読売新聞社説も同様に「沈黙の6日間」を過ごしていた。

発言当初の静観と、「沈黙の6日間」を経てからの、本格展開。

上記当ブログ記事で、この件での読売新聞の社説の流れについて述べたのと、同じ経緯だ。

つまり、今回のAI分析記事での中国政府関係者によるSNS投稿の動きと、読売新聞社説の動きが、時期を同じくして一致していたのだ。

もちろん同じ事象に対する動きなので、時期が一致するのも、何らおかしくはない。当たり前の話だ。

しかしその当たり前の話を、わざわざ「AI」とか「新技術」を使って説明して記事にしたのなら、自らの読売新聞の社説が同じように「沈黙の6日間」を過ごした理由も分析して記事にすべきだろう。

それとも、読売新聞も、(中国政府と同様の文脈で、)投稿者(読売新聞とその関係者)が何らかの「認知戦」を仕掛けていたのだろうか。

そのあたりのことは私の能力では分析できなかったので、私の想像上のせいぜいAI「サカナクンAI」(本社:海)(フィクションであり、実在の人物組織、特にさかなクンさんとは無関係です)に協力を依頼して分析してもらったところ、最終的に複数の仮説が導き出され、このうちの一つ、

「高市首相の国会答弁後、読売新聞(とその関係者)が統一的な対立民批判戦略を検討してから認知戦を仕掛けた」

について、事実かどうか確認しようと思ったけど私の取材力では無理でした。ぎょぎょぎょ。ぜひ、読売新聞にはサカナAIと協力してこの件を確認してほしいなあ。(一部、上記読売新聞記事からの引用と改変が含まれます)

「沈黙の6日間」で雄弁に語ってしまっているかのような読売新聞はやっぱりすギョい。ぎょぎょぎょ。

以上、スタジオにお返しします。


(おまけのお断り)

ここまで書いておいての「お断り」で申し訳ありませんが、今回の当ブログ記事は、実験的な面も含んでいます。冒頭から寄り道し、途中でもふざけたような記述や自分語りなど、どうでもいいようなことを書いて、人によっては分かりにくかったり、クソ詰まんなかったりするところがあったかもしれません。今回は、意図的に、一見関係なさそうな記述を紛らわせようと試みてみました。つまらないところがあったのはそのせいで、わざとです(言い訳)。単にふざけていたわけじゃありません。(書いてる時だけはノリノリでしたけど)。

今回の読売新聞分析での「沈黙の6日間」のワードについては、ずっとのどに小骨が刺さったような気がしてました(サカナだけに)。

そのワードを見たときは、すぐに、「そういう読売自身が社説で6日たってから批判を始めたこと」を私も当ブログで指摘していたことを思い出しました。

自意識過剰だと思いますが、「6日」という数字が一致しているので、ひょっとして読売(記者)は当ブログ記事を読んで影響されてる?、とも思いました。

そんな浅はかな考えは、当ブログの閲覧数の少なさから予想できる結論ですぐに打ち消されましたが、AIが学習で取り込んだ可能性はないか、と考えました。

大規模学習モデルは、ある意味、インターネット上のピンからキリまでの文書も読み込んでいるのだから、当ブログ記事が読み込まれた可能性はあり、特に、読売新聞の記事内容について長文で(ながながと)述べている文書は希少なので(個人の感想です)、読売新聞と共同分析したAIが当ブログ記事を取り込んだ蓋然性は高いと思われます。

ここから先は、陰謀論とか妄想とかの範疇になるかもしれませんが、今回の読売記事での分析、「発言当初の静観と、(沈黙の)6日間を経てからの、本格展開」(個人によるまとめ)は、当ブログの前記事で読売社説について言及した「ナラティブ」に影響を受けている可能性が考えられます。

つまり、読売新聞とサカナAIの共同分析での、「中国政府が大規模認知戦を仕掛けた可能性」については、「読売新聞が社説で認知戦を仕掛けた可能性」の裏返し、という「ナラティブ」が考えられます。

もちろん、そんな可能性までも言い出せば、当ブログ記事も、「読売新聞が私に認知戦を仕掛けてた結果、まんまと引っかかって書いた」と言うことも可能になるでしょう。

私がサカナを釣ったのか、私がサカナに釣られたのか。

生成AIが当ブログを(少しでも)参考にした可能性を探るために、今回の当ブログでは、関連しそうで関連していない言葉や、関連してなさそうで関連している言葉を、紛らわせてみました。

仮に、今回読売新聞が共同分析したAIが、ギョギョギョとか言い出したら、当ブログ記事が影響したかもしれませんし、影響していないかもしれません。

この手法が有効だとは思っていませんが、この記事内容で不快に思われた方にはお詫びいたします。ギョめんなさい。とかなんとか。

うーん、このサカナ料理、好きな人にはたまらないでしょうねー


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