この記事のこの場所に「この記事には広告が含まれます」という一文が目立つように書いてあります(ここはそういうところですよ?)
《以上広告アナウンスでした。以下本文》
持っていたもの
- 細々と続けている、(レンタルサーバー会社が提供して利用できる)サブドメインブログ(当ブログ)と独自ドメインブログ(別ブログ)
- サービス終了が告知されたレンタルサーバーの残り期間いっぱいの契約
- 独自ドメインを取得・契約している会社が提供する無料サーバー(諸々の制限アリ)
- (新たな出費が無いんであれば)ブログをそのまま続けていこうとする意志
持っていなかったもの
- 新たなレンタルサーバーへの出費をするだけのブログの価値
- ロスなく期限内に完璧に今あるブログをサーバー移転をさせる情熱と知識
- もうブログを辞めようという踏ん切り
当ブログは、URLアドレスを、2024年4月ごろから変更しています(現在進行形?)。
日付を明示せずに「4月ごろ」としているのは、移転作業をスタートさせたものの、いろいろと手間取ったり、もろもろ不具合を抱えたままの状態が続いていて、日付を確定できないからでもあります(そして今現在にも至る)。
「そんなややこしい移転をなぜした(している)のか」ですが、直接の原因は、利用していたレンタルサーバーがサービス終了になるのに伴って、そこで利用していたサブドメイン(旧アドレス)が使えなくなることが分かったからです。
(とりあえずの当ブログの)結論としては、サーバーを移転し、使えなくなるURLアドレスは変更して続けることにしました。サーバー移転に先行して、内容はそのままで新アドレスに変更することにしたのですが、その際、ごたごたや試行錯誤を繰り返し、サーバーを移転してもなお今現在不十分なまま至っています。
そんな経緯について、他の人にはあまり参考にならないかもしれませんが、特殊な例だと思うので、(いつか誰かの参考になることを願って)ここに記録しておきます。
注:「webstarterz.com」は、レンタルサーバー「Z.com WP」(「Z.com WebHosting」2024年6月30日サービス終了)を利用した際に任意のサブドメインを使うことができたドメインです。当ブログでは新アドレスに、「webstarterzy」という文字列のサブドメインを使用していますが、これは元のアドレス「webstarterz.com」ドメインでのサブドメインから引っ越してきたことを明示することを目的としているだけで、この文字列の名称について当ブログが独占的な権利を主張するものではありません。(語尾にyを付けたのは根拠はないけどいろいろなことを「回避」するためのマジナイみたいなもんだと。個人の思い込みです)。以下、当記事を読んでいただければ、この文字列を使うことに、旧アドレスからの引っ越しの明示以外に、何らメリットが無いことはご理解いただけると思います。(むしろデメリットの方が・・・)
1.URLアドレスを代えざるを得なかった理由
契約し使用していたレンタルサーバー会社のサービス終了(の予告)に伴い、当ブログは、新たなサーバーへ引っ越しする必要に迫られた。
おそらく、レンタルサーバーを変更する一般的なケースでは、アドレスを変更することは余りないと思う。(個人の感想です)
携帯電話でたとえると、電話会社を代えても、電話番号はそのまま変えないのが普通だろう。(変えないでいいのなら。それで言うと、今回の例は、キャリアメールアドレスの変更のケースが近いかもしれない)。
私もできればそのまま使いたかった(その後のシチメンドクサイ作業で右往左往しただけに)。
しかし当ブログの(旧)URLアドレスは、そのレンタルサーバーの独自ドメインを利用したサブドメインだったため、元のアドレスのまま他の(レンタルサーバー会社の)サーバーへ移行することはできなかった。
「webstarterz.com」というドメインは、サーバー会社「Z.com」が所有しており、そのサーバー会社からサーバーをレンタルすることで、契約者はこのドメインを使ったサブドメインを設定して使用することができていた。
したがって、レンタルサーバー会社を変える(またはサービス終了した)のであれば、このドメインは使用できなくなる。
当ブログで使用していたアドレス(旧アドレス「t-hajime.webstarterz.com」)は使えなくなることになった。
一方で、私は、「t-hajime.com」というドメインを取得し、維持していた。(このドメインでもそのサーバー会社のレンタルサーバーで別ブログを運営していた)。こちらのアドレスは、サーバー会社に独占されていないので、サーバー会社を変えようが、自分の「アドレス(宛先)」として使うことができる。
とりあえず、消滅の危機?にあった当ブログは、この「t-hajime.com」で新たにサブドメインを使って新たなアドレスに移転することにした。
2.当ブログのサーバー移転に伴う縛り(自業自縛?)
最初に断っておくが、もし、ブログ移転作業に参考になる情報が無いかと、(何かのはずみで)検索して当ページにたどり着いた人にとっては、当記事はおそらく参考にならない(と思う)。
というのも、当ブログの移転については、(勝手に)縛られた条件がいくつかあったからだ。これらは、自業自得な縛りであり、すべてが同じように当てはまる人は、まずいないと思う。
標準的なWordPressブログのサーバー移転については、専門業者や詳しく解説した記事がネットで見つかるので、そちらを参考にして欲しい。(私も基本的にはそれらを参考にした。ただ、私のような特殊な例に完璧に当てはまる記事が見つからなかっただけで…。)
移転に際して、私が(勝手に)設定した条件は、
・(サーバー会社のドメインを使った)サブドメインブログと(自分で)取得した独自ドメインブログの二つを、別のサーバーへ移転する
・移転先は、独自ドメインの取得管理をしている会社が提供している無料サーバー
・移転に先行して、使えなくなるサブドメインブログのURLアドレスを、取得したドメインを使ったサブドメインを作成して変更
といったもので、そこにさらに、元サーバーの「2024年6月30日サービス終了」という期限の条件が付いていた。
有料のサーバーへの移転であれば、こんなにも移転に苦労することはなかっただろう。こう言ってしまうと元も子もないが、これから述べる話は、お金をケチったがためにこんなにも苦しみました、という教訓を(長々と)語るだけのものになるのかもしれない。
3.URLアドレスの変更手続き
サーバー移転前に、まず取り組んだのが、使えなくなる予定のサブドメインを、新たなサブドメイン(自分の持っている独自ドメインのサブドメイン)に変更することだった。
とりあえずは、新たなサブドメインブログのURLアドレスを決めて、新旧を同時に表示させることにした。(「アドレスの変更」と言っているが、実際の作業は、旧アドレスと新アドレスで同じ内容を同時に表示させ、旧アドレスからそれに対応する新アドレスへのリダイレクトの設定をしている。)
この旧から新にWordPressブログをコピーする際、ネットで調べて出てきたプラグインを使ってやろうとしたが、容量の問題からか、当初はエラーで上手くいかず、手間取り、メディアライブラリーを無視したりして容量を減らして移動を試したりした。ただ、よくよく考えると、(当時使っていた有料)サーバーには、「WordPressサイトコピー」のボタンがあって、クリック一つでコピーできる(コースによってWordPressの総数に制限あり)ことに気付いた。やっぱり有料は便利。コピーしたサイトのアドレス(の主要な部分だけ)を新アドレスに変えた。初めからこっちを使ってればよかった。(当時の個人的に利用していたコースでの経験です)。
次に、旧の方にリダイレクトできるプラグインを入れて、新しいアドレスへのリダイレクトの設定をした。(2024年4月ごろ)
途中、間違って設定を無効にしたり、元に戻したりすることもあったが、内容には手を加えることなく放置していたが、旧サーバーのサービス終了(2024年6月30日)前のころには、(個人的に検索した限りだと)検索結果は新アドレスへと誘導されているようだった。とりあえず、大小の問題を抱えながらも第一段階は何とかクリアできた(個人の感想です)。
4.旧(有料)サーバーから新(無料)サーバーへの移転
注)この見出しでの(無料)とは「追加料金なし」という意味で使っています。
アドレス変更が(とりあえず)できたので満足していたが、気が付けば旧サーバーのサービス終了(2024年6月30日)が迫ってきたので、新サーバーへ移転作業に(重い)腰を上げることにした。ここでも、(自分で勝手に設定した)制限に苦しめられた。
個人的に制限されたのは、
・独自ドメインとサブドメインの二つのWordPressブログを移転
・新たな(無料)サーバーではデータベースは一つのみ使用可能
という点だった。
WordPressブログが独自ドメイン一つだけだったら、あるいは、サブドメインのブログがWordPressブログではなくシンプルなHTMLで表現できるサイトであったら、移転はスムーズだったかもしれない。
しかし、独自ドメインとサブドメインの二つのWordPressブログを移転することは、(上記の制限下では)簡単にはいかなかった。移転が進まないまま、(旧)サーバーのサービス終了期限が過ぎた。不十分なまま新サーバーに表示させたり、一時中断したりする状況が続いた。掛けた時間や手間を考えれば、(サブドメインブログの方は)諦めるか、お金払った方がマシでは、という後悔もした。
元サーバーのサービス終了期限が過ぎながらも、検索して調べたり、バックアップやプラグインやデータベース設定やFTPでアップロードや編集など、いろいろやった末に、新たなサーバーに、なんとか、二つのWordPressを移転表示させることはできた。
大雑把に結論を言うと、新サーバーの設定をした後、独自ドメインのWordPressブログをFTPで(プラグインはほぼ削除して)ほぼデータごと移転し、その中のフォルダにサブドメインフォルダを作ってデータベースも適当な接頭語を付けて同居させ、そこにもデータを移動することでことで、なんとか、ログイン画面を表示できるようになって、それぞれログインできるようにはなった。(ただし画像表示やカテゴリーリンク等の不具合などいくつかの解決できない状況が続いたまま)。
いくつかの問題を抱えながらも、何とか二つのWordPressブログを移転した現在の状況になった。
(その「いろいろやった」作業内容を詳しく教えろ、と言われるかもしれませんが先に謝っておきます。再現できなくてゴメンナサイ。当時、紙のノートにいろいろとメモしていたのだが、改めて読み返すと約12ページにわたっていたものの、ほとんどが失敗例で、今読み返しても最終的にどうやって移行できたのかよく分かりませんでした。二度とやりたくない…)。
5.その後もトラブル進行形
中断を挟みながら、形だけ何とか移転することはできた。
ただし、
・カテゴリーリンクがリンクされない
・サブドメインブログの画像が表示されない
という不具合が生じ、結論から言うと、
未だに解決できていない。(当記事公開時の情報です)
手作業で治すしかないのかなー、と思いながら、どこから手を付けたらいいのか分からず、放置したままだ。
また、それらとは別件で、ある日突然、ブロックエディターに触るたびにそのブロックが表示されなくなる不具合が生じた。
慌てて検索したら、「まず更新しろ」(意訳)とのおなじみの解決方法の説明があったので、とりあえずは言うとおりにしようとしたが、WordPressの更新ができなかった。
また一から移転し直さないとダメなのか・・・などと思いながらも、何も手を付けられない中、ふと、管理画面を見て、左上に不自然なロゴマークが残っていることを思い出した。前に契約していたサーバー会社のロゴマークだ。
この時点ですでに新しいサーバーに移転済みであり、元サーバーはサービスを終了している。新サーバーでもそのままその画面でログインはできていた。前のサーバーから新しいサーバーへデータをほとんどそのまま移したので、前のサーバーで提供していた(独自の)WordPressの管理画面がそのまま引き継がれていたのだろう。
コイツのせいか・・・。
以前のサーバーは、WordPress専用サーバーを売りにしていて、WordPressのバージョンアップもサーバー会社任せになっていた。(そのせいで、プラグインがバージョンアップしているのにWordPressの方の更新が遅れて不具合が出たときがあったことも思い出した。個人の経験です)。
これが、バージョンアップを妨げている原因と判断し、検索すると、それを外す方法が分かった(個人の検索結果によるものです)。(自己責任で)FTPで該当するフォルダを削除したら、そのマークは消え、バージョンアップも可能になって、とりあえずの対応はできた。(以上は追い詰められた末の、最悪やり直せばいいと開き直った末の対応であり、すべての人に推奨するものではなく、当ブログが責任を負うものでもありません。また、サービスが終了したサーバー社が提供するWordPressの管理画面の仕様に関する権利関係について主張するものでもありません。)
6.今後の方針と対策
当ブログは、2024年4月ごろにURLを変更し、2024年6月下旬から7月ごろにかけてサーバーを移転しました。
URLアドレスの変更を前に、2024年3月ごろから、更新作業をほぼ停めています。
移転作業後に、画像が表示されていない不具合が判明しましたが、解決できないままです。(メディアライブラリのフォルダにそのまま画像をコピーしたが、反映されない状況。画像ブロックを一つ一つ再設定をすると見れるようになるが、いつの間にか様々なサイズの画像ファイルが増えていて、どれをリンクすればいいのか分からず、面倒。私の能力では一つ一つ「手作業」でないと解決できない模様。)
何から手を付けていいのか分からない状態でただただ日にちが過ぎてしまっていました。正直、このまま辞めてしまっても問題ないと言われればそれまでですが、個人的には、当ブログが個人的なアーカイブ的な役割を果たしているので、残すことにしました。
現時点の問題として、
・画像リンクやカテゴリー分類の不具合
・情報が古くなったり別ブログと重複した記事が多数存在
といったことがあるので、その対策として、
・一つ一つ記事を見直し、残すものは画像リンクや分類の再設定
・不要な記事の削除と整理
・メモ的な記事については、検索の利便性を考慮してまとめて整理し、今後はプラグインの掲示板方式を導入するか検討
することにしました。
当ブログのリニューアル作業に伴い、一部記事の削除やリンク切れや更新日時の変化が生じますが、ご了承ください。(未定)
(おまけ)webstarterz.comのアドレスについての個人的な経験談
当ブログからのリニューアル等のお知らせについては以上だが、最後に、旧アドレスについて触れておきたい。
冒頭で述べたように、旧アドレスで使用していたドメインのメイン部分「webstarterz.com」は、レンタルサーバー「Z.com WP」(2024年6月30日サービス終了)などでサーバーを利用した際に(任意の)サブドメインを使うことができたドメインだ。
その旧アドレスで使っていた当ブログだが、ある日突然、背景が真っ赤の白文字で、注意書きの画面が表示されるようになった。
「このサイトは安全ではないサイトとして報告されています」
(イメージによる再現です)
個人的に記録に残していたスクリーンショットの日付を見ると、2023年7月ごろから見られるようになっていたようだった。(ブラウザMicrosoft Edgeでの個人的なPC環境下での閲覧による記録です)
この画面が出て、一瞬いろんなことが頭に浮かんでは消えたが、結局、なんでだろう、という結論しか出てこなかった。
とりあえずは、画面下の方にある、「脅威が含まれていないと報告」、「安全でないサイトへの移動を続ける(推奨されません)」をクリックすると先に進めたので、まあ、いいかと、ほったらかしにしていた。
ブラウザによってはこの注意書き画面は表示されず、また独自ドメインブログ(t-hajime.com)の方は問題なかったので(個人的なPC環境下による経験)、管理画面を開こうとするたびに毎回真っ赤な注意画面から「安全でないサイトへの移動・・・」をクリックするのを面倒臭く思いながらも、それほど問題視していなかった。
そんなある日、2023年の年末に、(旧)サーバーのサービス終了のお知らせが、突然サーバー会社のホームページに告知された。
突然のサービス終了に驚いたが、それ以前から新規入会を停止していたこともあって、ある程度、納得感がありながらも、他の人たちの感想はどうなのだろう、と検索してみた。(移転先や今後どうするかの他ユーザーの情報を知りたかったこともあって)。
その時の個人的な検索の結果から言うと、ほとんど反響は見つけられなかった。(個人の検索能力によるものです)。全然話題になっていないのなら、そりゃー、サービスも中止するよね、という感想しか出てこなかったが、その際、「webstarterz.com」を含む言葉を検索した時に、世界的ネット通販最大手の社名を使ったフィッシング詐欺の報告が、何件か載っていた。(当時の個人の検索結果によるものです)。
この時になって、前から出てた真っ赤な画面の「危険なサイト」表示は、
コイツのせいだったのか
とようやく気付いた。(個人の解釈です)。
「webstarterz.com」を利用した何らかのサブドメインのアドレスが、フィッシング詐欺に使われていたようで、この文字列を含むアドレスは「危険なサイト」と判断され、同じ文字列を含む当ブログもそれに巻き込まれていた、と理解した。(個人の理解です)。
また、それで思い出したのが、以前、当ブログの記事を参照してくれていたtwitter(当時、たぶん)をブラウザ検索で見つけたことがあったのだが、その際、当記事のリンクの文字列が投稿既定の何かに引っかかっていたのか文字列を引っかからないように(いまどき)変更したことを苦笑した感じで投稿されていたことを思い出した。
あのときもコイツのせいだったのか
と腑に落ちた。(個人の腑です)。
そりゃー、サービスも中止するよね
と妙に納得した。(個人の納得です。当文字列がフィッシング詐欺サイトに利用されていたことについては、私も検索するまで知らず、該当会社からアナウンスされた記憶もなく、今回のサービス中止で関連して一言も述べられていないので、今回のサービス終了と関係していたかどうかは不明です。けどね。)
以上は、個人の経験による判断であるので、真偽のほどは分かりません。
ただ、冒頭で述べた、
当ブログでは新アドレスに、「webstarterzy」という文字列のサブドメインを使用していますが、これは元のアドレス「webstarterz.com」ドメインでのサブドメインから引っ越してきたことを明示することを目的としているだけで、この文字列の名称について当ブログが独占的な権利を主張するものではありません
ことが、何を意図しているのかを分かってもらえると思います。
何らかの問題があれば、今後また、改めてアドレスを変えるかもしれませんし、変えないかもしれません。(正直、もう移転は勘弁してほしい・・・)。