森友問題では、様々な人物が登場する。
登場時に、注目を浴びながらも、その後、消えていった人物や、「森友問題の真相は○○だ」と自信満々に言いながら根拠を示さず「悪質なデマだ」と訴えられるとフェイドアウトしていった人物など、問題の解決に何ら貢献しない端役は、数多くいる。
だが、その一方で、端役に過ぎないと思っていた人物が、この問題の重要人物であることが明らかになり、予想外の結果に驚かされることもあった。
私にとって、最大の予想外だったのが、財務省理財局の元総務課長である。
この元総務課長は、登場時は、単なる国会議員やマスコミへの対応役だと見ていたが、実は、問題当初から関わっていて、改ざん行為の命令を下した実行犯であったことが分かった。
そしてまた、改ざんをした理由について、未だに詳しく語っていない人物でもありながら、処分明けの7/27の財務省人事で、新たな地位を与えられた人物でもある。
そんな、元総務課長について、森友問題とのこれまでのかかわりを整理してまとめ、考察を加えたい。
“「森友問題」元総務課長の考察(2018/08/06)” の続きを読む