(番外編)安倍首相のサンゴ移植発言の「もう一つの事実」を完全再現?

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架空小説「仮名手本森友学園」

2019/01/06(日)に、NHK「日曜討論」で放送された内容が波紋を呼んでいる。

「各党党首の個別インタビュー(録画)を流すだけなのに、タイトルが『討論』なのは偽りではないか」だと問題になっている、というわけではなく(これ自体は例年恒例らしい)、番組で安倍首相が、辺野古の土砂投入について「あそこのサンゴは移している」と発言したことが、事実ではない、と指摘されて、問題になっているらしい。

安倍首相のサンゴ移植発言が波紋 政府、打ち消しに懸命

デジタル毎日、佐野格、木下訓明、”同上”、2019年1月10日 20時12分(最終更新 1月10日 22時13分)。https://mainichi.jp/articles/20190110/k00/00m/010/220000c(参照2019-01-11)

この件の真相を再現したシナリオを、偶然発見したので、紹介したい。

打合せ中

とある執務室。

「年頭のNHKのインタビューで、辺野古のこともフォローしておけという指示だ。なんか一部で話題になっているらしい。署名なんて意味ないのになあ」

「はあ、分かりました」(こうやって、対応を迫られていること自体が署名の意味があった証拠なのに)

「そもそも、日本政府に言わずになぜアメリカに言うのか」

「はあ、そうですね」(日本政府が対応しないからだろう。それにどっちが上なのか見抜かれて、アメリカ政府に言いつけられて焦っているのはお前らだろう)

「とりあえず、環境対策をしている事実を言いたいけど何か無いか」

「今回の土砂投入区域ではありませんが、絶滅危惧種の珊瑚を移植してます」(約7万4000群体中の9群体だけだけど)

「よし、それでいこう。事実には間違いない」

「しかし、今回の投入区域ではありませんが」

「いいんだよ。こっちから、今回の投入区域の珊瑚を移植したと明言しない限り、そう捉えた側の問題だ。こっちは悪くない。そうだな、『辺野古の珊瑚は移植している』というのは事実だから、これをあたかも、今回の土砂対象区域の珊瑚と思わせるような文脈の答弁を作れ」

「はあ」(無茶苦茶だな)

「あと、『珊瑚』は読めないだろうから、台本では、カタカナで『サンゴ』にしておけよ」

「はあ」(もうヤダ、こんな仕事)

本番録画中

「土砂(どしゃ)の投入(とうにゅう)にあたって」

と、シンゾーが読み進めたところで、次の台本の文字に一瞬詰まった。フリガナが振っていなかったからだ。

『辺野古のサンゴは移植(いしょく)している』

『辺野古』の文字に、見たことがあるような気がしながらも、なんて読むのかが分からなかった。

だが、シンゾーは平静を保ちながら、頭脳をフル回転させた。こんなことはしょっちゅうあることだからだ。

まず、「辺」を何と読むかだ。

たしか、「辺り(あたり)」と読んだ気がする。それに読めないときは、連想ゲームで読めば正解にたどり着くことがある。漢字の部品に注目すると、「刀」、これは、カタカナの「ア」に似ている。「あたり」・「カタカナのア」、間違いない、これは「あ」と読むのが正解だ。

次は、「野」だ。

これは「野党」の「や」だが、「辺野古」では「や」じゃなかったような気がする。ひっかけに違いない。今回の漢字の部品に注目すると「予」、これは平仮名の「そ」に似ている。間違いない、これは「そ」と読むのが正解だ。

最後に、「古」だ。

これは、「こ」だ。間違いない。

「あそこのサンゴは移している」

シンゾーは、一瞬の間に頭をフル回転させて導き出した答えに対し、司会者がどう反応しているかをうかがったが、聞き返すようなことはなく、なるほど、と納得しているようだった。

シンゾーは満足そうに台本を読み続けた。

収録後

「『あそこのサンゴは移している』って言ってましたけど、確認しなくても大丈夫ですか」

「何がだ」

「あの文脈だと、今回の土砂投入区域のサンゴを移植した、と事実ではない回答をしていることになりますが」

「今更、訂正できるか。それとも何か、『総理は「辺野古」が読めずに「あそこ」と読み間違えました』とでも言うのか。言えるわけないだろう。それこそ、恥の上塗りだ」

「はあ」(「辺野古」にフリガナを振らなかったがために、私のキャリアもこれで終わりか・・・)

「(すごく落ち込んでいるな、フォローしておくか。)まあ、今さら、嘆いても仕方がない。済んだことは済んだことだ」

「大丈夫でしょうか」

「ああ、大したことはないだろう。こういうたとえがある。

人が犬を噛んだらニュースになるが、アベ政権がウソをついてもニュースにならない

ってね」

「はあ」(それはそれで問題なのでは)


その後、これらの登場人物の消息を知る者はいない。

注)以上は、真偽不明のシナリオであり、漢字の読み方の正解を保証するものではありませんので、悪しからず。

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