2021年5月6日。日本政府は、国会や裁判で問われても、これまで、あるかどうかすら答えなかった、いわゆる「赤木ファイル」について、ようやく、存在することを認めた。
国が赤木ファイル存在認める 「存否必要ない」から一転
朝日新聞デジタル、米田優人、森下裕介、”同”、2021年5月6日 18時53分。https://digital.asahi.com/articles/ASP5664CFP56PTIL00C.html(会員記事。参照2021-05-06。)
この、財務省近畿財務局の職員だった赤木氏により改ざんの経緯を記されたファイルについては、様々な証言や状況から、存在していることは明らかだった。ただ、国側が、かたくなに、その存在を含めての説明を拒否することで、かえって、疑念は膨らむものになった。
そこで、「赤木ファイル」に何が書かれていたのか、時系列を整理することで予測する一方、国側が改ざんを認めた上でさらに何を隠そうとしているかについて、現時点での推測したい。
[2021/05/14公開]
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