「森友問題」応接記録で隠しきれなかった本省理財局の関わり具合のまとめ(2018/11/21)

2018/06/18に、共産党により公表された、「応接録の公表についての検討メモ」とみられる文書には、次のような一文があった。

近畿財務局と理財局のやり取りについては、最高裁まで争う覚悟で非公表とするのだろう

https://www.jcp.or.jp/web_info/images/20180618_moritomo_tatsumi.pdf
(参照2018-11-21)

日本共産党中央委員会、”記者会見で公開した森友関連の文書”。
http://www.jcp.or.jp/web_info/html/post-8.html
(参照2018-11-21)

財務省はいまだ、資料を隠しており、それが都合の悪いものであることを、自白しているようなものだ。

実際、財務省は、政治家の関わりだけではなく、本省理財局の関わりも消そうとしていたことが、改ざん発覚後に不十分ながらもようやく公表した応接記録により、明らかになっている。

「行政文書の改ざん」という、歴史への犯罪行為をしておきながら、財務省は、改ざん発覚後も、未だに何の反省もないようだ。

そこで今回は、不十分だが公表された記録を基にして、森友問題において、本省理財局がどのようにかかわってきたのかを、整理したい。

“「森友問題」応接記録で隠しきれなかった本省理財局の関わり具合のまとめ(2018/11/21)” の続きを読む

安倍氏周辺らと読売新聞のリンク具合がやっぱりすごい-2018年臨時国会

「読売新聞を読め」

と言われるまでもなく、私は、朝日が昇る前に家に届く読売新聞を毎日のように愛読している。

そのおかげからか、安倍氏周辺の発言に、

「この主張は、以前、読売新聞の記事で見たことがあるぞ」

と、既視感を覚えることが、よくある。

読売の記事が政治家に影響を与えたのか、政治家が記者に影響を与えたのかはさておき、今回は、2018年臨時国会の前半に、安倍氏周辺の政治家の国会発言と読売新聞のこれまでの主張がリンクしているかのように見える点があったので、これまで私が当ブログで指摘してきた点と絡めて、2点、紹介したい。

“安倍氏周辺らと読売新聞のリンク具合がやっぱりすごい-2018年臨時国会” の続きを読む