2018年1月20日の毎日新聞のスクープ記事。
毎日新聞、”近畿財務局 森友交渉の文書開示 内部で検討の詳細な記録”、2018年1月20日 07時00分(最終更新 1月20日 07時00分)。
https://mainichi.jp/articles/20180120/k00/00m/040/188000c
(参照2018-01-30)
この記事をきっかけに、財務省の役人が「廃棄した」と言っていた「森友学園との交渉過程がわかる記録」が、存在していたことが明らかになった。この点について、財務省の役人は、「廃棄した」と言った過去の答弁について、様々なつじつま合わせの答弁を行い、整合性は取れている、としている。
もっともらしいことを言っているように見えるが、騙されてはいけない。
役人にはシンプルに「分かるように説明しろ」と要求すればいい。理屈が通っているのなら、丁寧にわかるように説明することは可能だからだ。
分かりやすいように説明する責任は役人にあり、それができない場合は(処分も含めて)指導するのは行政府の大臣にある。
ところが、現時点では、両者に、その能力がないようなので、代わって私が説明を試みたい。
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