この記事のこの場所に「この記事には広告が含まれます」という一文が目立つように書いてあります(ここはそういうところですよ?)
《以上広告アナウンスでした。以下本文》
持っていたもの
- コンビニに定期的に寄る環境
- たまたま行き帰りの道の近くに異なるコンビニが続けて開設されたタイミング
- レジを済ませるたびの「○○カードお持ちですか?」「持ってないです」のやり取りのめんどくささ
持ってなかったもの
- コンビニで使えるポイントカード
- メインとするコンビニを決める環境
これは数年前の話になるが、それまではコンビニのポイントカードを持たずに過ごしていたのに、「ローソン」、「セブンイレブン」、「ファミリーマート」の順でポイントカードを立て続けに作った経験を、勝手に報告する。
1.ポイントカードを作る決心
それまでの私は、コンビニを利用する頻度は低かった。
のどが渇いても、近くにある自販機やコンビニで買おうとは容易に思わなかった。
ちょっと離れたスーパーに行って中に入って飲み物売り場に行って一本だけ飲み物を持って、レジに並び「レジ袋いりません」と言って会計を済まし、シールを張られたペットボトルを持って外に出てから、キャップを開けて飲むのが常だった。
だが、環境の変化で、ほぼ毎日の昼食を早朝のコンビニで購入する生活になった。朝、家を出るのが早く、また、昼は食べに行けるところや買いに行ける場所が近くになかったため、朝途中にあるコンビニで昼ご飯を前もって購入する生活サイクルになった。
毎回繰り返される「ポイントカードお持ちですか」「持ってないです」(たまに「お作りになられますか」「いやいいです」の追加やり取りも)が煩わしく感じ、さらには、近くに立て続けに別のコンビニが立ったことで、どのコンビニがお得だろうかと探るうちに、ポイントカードが気になって、作るなら、いっそのこと全店作ってみようと思うに至った。
2.「Pontaカード」の作成
私にとっての初めてのコンビニポイントカードはローソンのPontaカードだった。
行く途中にあるコンビニで現場に一番近いのがローソンだけだったこともあった。そのローソンで、特に急いでおらず、レジにも私しかいないときに、店員から「Pontaカードお持ちですか」と聞かれ、
「いえ、持ってませんけど、すぐ作れるもんですか?」
と問い返すと、「すぐ作れますよ」という答えとともに、どこからか、カードのついた説明書を出してきた。
数年前のことなので、店員の詳しい説明はよく覚えていないが、確か、後でインターネットかロッピーで登録できます、と言われた気がする。私は「わかりました」と答えてポイントカードを作ることを承諾した。店員は、
「では、今回の分もポイントつけておきますね」
と言って、取り出したカードをバーコードリーダーで読み取り、そのカードと説明書を、レシートと商品に続けて私に渡した。
てっきり、その場で申込書に記入する手間がかかると思っていたので、拍子抜けしながら、店を出た。
そのあと、説明書を読み、登録しないとポイントは使えないということなので、家に帰ってから、ネットで、氏名・住所等の必要事項を入力した。
その後は、チャージ機能が付いたカードなどのいろいろな種類や新機能が付いたカードがあることも知っただが、今現在も、その時作ったカードを利用している。
3.nanacoカードの作成
通うことになった現場に一番近いコンビニとしてセブンイレブンがあったのだが、昼歩いていくにはちょっと遠い場所で、朝に通う道からも離れていたので、あまり利用していなかった。だが、そこよりも現場に近い場所にセブンイレブンがオープンすることになった。現場にも、オープン記念のチラシが配られていて、私もそれをもらった。
朝、通う道からは少し離れていたが、ちょっと寄り道すれば寄れる距離だったので、オープン記念の週末に寄って、オープン記念で割引になっている、おにぎりかサンドウィッチを買った記憶がある。その時に、店頭ののぼりか何かで、「nanaco入会受付中」とあり、オープン記念か何かの期間限定で入会すれば300ポイント贈呈されて、新規手数料の300円が実質相殺されるとのことだった。(当時)
オープン記念のためか入会手続きをするスペースが店内に設けられていたようだが、混んでいたこともあり、その時は、手続きを回避した。
家に帰ってから調べると、ネットで必要事項を登録し、そこで得た登録番号を店頭で告げると、すぐにカードが発行されるということなので、この手続きを取ることにした。
氏名・住所等を登録し、発行された番号を紙切れに控えておいた。そして後日、その控えておいた紙切れとともに、コンビニに行き、買い物ついでにレジで、ナナコカードの申し込みと同時にチャージをした。
数年前なのではっきり覚えていないが、私はそのとき3000円チャージしたと思う。理屈でいえば、発行手数料が300円で、3000円出して、差し引き2700円分のチャージしたが、新規入会キャンペーンで300ナナコ追加されて、3000円分のポイントが付いたことになる。
それ以降は、ボーナスポイントが付く商品を気にしながら、貯まったポイントをレジでチャージしたり、足りなくなったら現金をチャージしたりして、その時のカードを今も使い続けている。
4.Tポイントカードの作成
私にとって三つ目となるコンビニのポイントカードは、ファミリーマートのTポイントカードだった。Tポイントカードといえば、レンタルビデオチェーンで有名なTUTAYAだが、私はレンタルビデオを借りる習慣がなかったので持っていなかった。
当初は、私の通う道に、ファミリーマートはなかったのだが、いろいろなルートを探索していくうちに、ちょうど乗り換えと信号で立ち止まるタイミングの場所に、ファミリーマートが新規に開店した。そのタイミングを利用して、たまに寄るようになった。ここでも、何度かの「Tポイントカード持っていますか」「いえ持っていません」のやり取りがあり、また、期間限定のお得商品が、通常割引とさらに割り引いたTカード会員割引の差があることも気になっていて、比較的余裕があるときに、作ることにした。
ここでのやり取りは、ローソンの時と同様で、カードを店頭で渡されて、後で、ネットで登録した。そしてその時作ったカードを今でも使い続けている。
5.3つのカードの見比べ
作った当初と比べれば、ローソンとファミリーマートでポイントの付く条件が厳しくなっているのは否めない。(数年前に無料でカードを作って、2017年11月現在の感想)。
ローソンでは来店ポイントが廃止され、ポイントの付く金額も途中で引き上げられた。
ファミリーマートでも、前月の支払金額に応じる形でポイントの付与率が変化する仕組みになり、私にとってはポイントへのハードルが実質的に引き上げられることになった。
もっともこれは、無料で発行されたカードのことであって、いろいろなところと提携されたカードを申し込めば、ポイントの付与率は高くなり、そちらへ移行させるようにする意図が分かるので、仕方がないことだとも思う。
また、ローソンとファミリーマートではweb登録すれば、ミニゲームやアンケートなどでポイントが付くなど、いろいろな形で競争している工夫が見える。
セブンイレブンのnanacoカードは、ポイントの付く金額も数年前から変わっていない。発行手数料を取られるチャージ方式なので、PontaカードやTカードとは異なるが、その点ではありがたい。ただ、PontaやTカードよりは、web上でポイントを貯めづらく感じる。(個人の感想です)。
ローソンでは、「お試し引換券」でお得にポイントを使う楽しみがあり、よく利用させてもらった。また、web上でポイントを交換できるゲームやアンケートがあって、一時期、時間をかけてしたこともある(ただ、冷静に考えれば、効率がかなり悪いので、今は落ち着いていて、適当に開いてクリックする程度になった)。
ファミリーマートでは、通常割引よりさらに割り引くTカード会員割引があるのもカードを作った理由の一つだ。Tカードもweb上でゲームなどでポイントを貯められるが、Yahoo! Japanと連携したくじ引きが多い印象で、気楽にクリックして、貯めていった。
6.3つのカードの使い分け
交通系ICカードを持っている私の個人的な使い方として、ローソンやファミリーマートでは、それぞれのポイントカードを提示し支払いは交通系ICカードで済まし、セブンイレブンでは、nanacoカードでポイントと支払いを済ませる形になって、コインレスな生活になった(と言いながら自動引き落としではないのでこまめにチャージはしているが)。
主な目的が、「朝の行く途中に昼食を買うこと」だったので、おにぎりやパン・サンドウィッチを気分に応じて買うことが多かった。
コンビニでは定期的に「おにぎり全品100円(○○円以上の商品は除く)」、「サンドウィッチ○○円引き(○○は除く)」的なキャンペーンをやっていて、私はどこかのコンビニがキャンペーンをやっていれば、そこを利用するパターンが多かった。
ポイントのことを考えれば、どこかのコンビニに絞ってカードを1枚だけ作るのが効率的かもしれない。だが、どのコンビニにも寄れる環境であれば、それぞれのコンビニのキャンペーンをハシゴしたほうが方が結果的には得のように思える。
また、コンビニを比べることで、世間話として、「どのコンビニの○○の味が」的な話もできるかもしれない。
(ただ、「回転寿司屋の○○は××」といった感じでグルメぶって偉そうに語るのは、あまり好まれないかもしれないが)。
7.現状
ここまで、3つのポイントカードについて語ってきたが、最近は、私の環境が変わってしまい、毎日コンビニを使うほどではなくなった。
ポイントも使うこともないのに、習慣のようにwebゲームでポイントを貯めようとクリックを繰り返しているだけだ。
ただ、私の持っているカード自体は維持手数料がかかっていないので、そのままにしてある。3つ持っていれば、どこかでコンビニに寄ることがあっても、「カードのあるあの店じゃないとダメだ」とかにはならないので、不満にならないし、まだ残っているポイントがその時使える楽しみがまだ残っている。(ただしポイントの有効期限には注意)。
そんなわけで、私のカード入れには、今でも、いつ使われるかわからないコンビニのカードが3枚入れられている。
まとめ
- 数年前に立て続けに3つのコンビニのポイントカードを初心者がいかに作ったか
- ポイントカードを作るのは生活環境に左右される
- 環境が許すならコンビニのポイントカードは各店の分を作って、キャンペーンをハシゴすればお得
- ポイントの有効期限にも注意
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